幼保一元化・幼保連携は誰のため?

1月10日に決定した「岩倉市公立保育園適正配置方針」を読んでいました


P14 8.今後に向けて に

「就学前児童の幼稚園と保育園のあり方基本方針」を平成23年12月に策定して以来、実現を目指してきた「岩倉型の幼保連携」をさらに一歩進めていく必要があります

と書かれています


それって、誰のために目指し一歩進める必要があるんですかね?

子どもたちは望んでいるんですか?


どうしても「大人の都合」に感じてしまいます


素晴らしい幼稚園の視察をさせていただきました

素晴らしいとは思います

でも、自分の子どもを通わせたいと思いませんでした


きっと、幼稚園に通わせてる保護者が

岩倉市の公立保育園をみにきたら

同じ感想を持つと思います


それが多様性なんだと思います


私は、子どもに従順さや適応力、協調性の成長を一番に望んでいません

小学校に入学した時に適応できるように躾けるなんて

1ミリも考えたこともありません


いっぱい身体を動かして

自由な発想で表現して

役割を与えられて

互いの違いを認め合って


たくさん失敗しながら成長してほしい

よく考える子になってほしい


プレパークの運営者が言っていました

「心が折れるより、骨が折れる方がまし」

全くその通りだと思います


だから

就学前に教育が必要だとする理念のもと

机上の計算や国の方針をもって

広大な敷地を買い、統合園を作ろうとすることに

違和感があるんです


岩倉市には「子ども条例」があります

もっと子どもファーストでなければならない


その前に「市民の声」を軽視している時点で

岩倉市に人権が存在するのかも謎ですが…


もし何かをさらに一歩進めなくてはいけないなら

「岩倉型の幼保連携」ではなくて

「岩倉らしい保育」を継続して進めていきたい


安心して預けられる環境が

縮小されていくことがないよう

訴え続けなければいけませんね…

いわくら保育保存会

私たちは愛知県岩倉市で活動する市民活動団体です ・ 岩倉市公立保育園を大切に想い 未来の子どもたちに残して欲しいと願う 在園児と卒園児の保護者と 共感いただける皆さまの協力により運営しています ・ 市民の求める保育のあり方を 岩倉市へ伝える活動を行なっています

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