2019年9月24日 市長へ要望書を提出しました♡

岩倉市では

2園目となる小規模保育事業所が開園することとなりました


小規模保育事業所は

0〜2歳の待機児童解消のため

規制緩和された施設で


待機の保護者にとって救世主的な保育所です


しかし

この10月から開園する施設について

「立地」があまりに危険と

市民の間で心配の声が上がりました


交通量が多いバス通り

ダンプや大型トラックが行き交う

排気ガス、振動がある

コンビニ跡地の居抜き工事で開閉式の窓がない

散歩に利用する公園までに歩車分離の歩道がない

部屋が狭い

敷地内を横切る車両が多い

などなど…


「即、中止の運動をしよう!!!」

という声も大変多かったです


しかし、私たちは

待機も経験した保護者からなる団体


待機のツラさを

痛いほど経験しています


規制緩和された施設であっても

子どもに与えられた人権を尊重して

立地や設備についても考慮して認可いただきたい


そんな想いで市長へ要望書を提出することにしました


当団体以外の3団体と

岩倉市を代表する、元保育士、現役保育士

父母の会連絡会OBの方や元教職員

市外、県外の方々など

66名の賛同者の連名で

小規模保育事業所認可における

一人ひとりの子どもの発達を尊重し支援する保育の確保と

環境面・安全面への配慮を求めます

という要望書を市長へ直接お渡ししました

面談へは

元教職員、元保育士、保育運動に強い新婦人の皆さまと一緒に伺い

「保育」について、愛溢れるお話を

市長へ直接話してくださいました


きっと市長にも届いたと思います


面談では録画も録音もNGとなってしまいましたので

いわくら保育保存会のメンバーが要約筆記してくれました

質問した内容と回答こちらです


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2019.9.24 市長面談 要望書提出

市長の話

質問①市長の感想

基準には合致している

安全面に関しては、職員の車の配置などで確保してもらっている

基準クリアしていれば、市は認可できる

このすべての要望に答えるのは難しい

質問②危険な場所という認識は?

南北の横断歩道工事した際は、敷地自体を危険と認識したわけではなく

歩道の確保の工事をしただけであった

質問③認定する前に市の事情調査は?

渋滞については、時期もあり、認識している

選定された土地の見学は行っていない

質問④昨年の署名提出の際に市民の声聞くと約束したが、今回、強行すぎないか?

短期間での決定ではなく、通常の時間をかけての決定

入札開示せず、選定記録ないことに関しては答えられない

質問⑤市長面談は本当に今回限り?

今回限り

そもそも、市長に要望直接はあまりない

他団体とのバランスもある

会ったとしても結論が変わるわけはない

(その他)

ご意見ちょうだいして、ゆうかさん自身も成長していく

市は認可出した責任があるので、今後も経営していく中で注視する必要あり

市長は小牧市で保育を担当していたこともあった

親が働くこと優先、規制緩和で、子ども目線、子どもの権利の視点が薄れてきているのは事実

それを忘れてはいけない

しかし、4万8000人の全市民が納得することは難しい

総合で判断しなくてはいけない

(長谷川部長より)

3月議会に予算提出

4月頭に土地をここでという話に

7月に賃貸者契約

10月開園

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私たちは

立地や民間園に対して

ただ文句を言っているわけではありません


岩倉市には子ども条例があります


岩倉市内の全ての子どもたちに平等に

健やかに育つ権利があります


長時間保育をしていく上で

園庭のない、窓のない、狭い

立地の規制が緩い小規模保育事業所は


認定こども園・公立保育園と比べ

保育格差が生まれてしまいます


それでも働く保護者は子どもを預けたい

子どもを置いて仕事に行くことはできない


保育格差是正のためにも認定の際には

子どもが育つ権利を考慮いただきたい

この要望を検討していただけるよう

期待しています

いわくら保育保存会

私たちは愛知県岩倉市で活動する市民活動団体です ・ 岩倉市公立保育園を大切に想い 未来の子どもたちに残して欲しいと願う 在園児と卒園児の保護者と 共感いただける皆さまの協力により運営しています ・ 市民の求める保育のあり方を 岩倉市へ伝える活動を行なっています

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